現在、多くの方が資産運用に関しては頭を悩ませるのではないでしょうか?
数多くある資産運用方法の中で、不動産投資は株やFXなどと違い、土地や建物などの「現物」が手に入りリスクが比較的少なく魅力的な資産運用・投資方法になります。
また、不動産投資の市場には個人投資家・サラリーマン・専業の不動産オーナーと幅広い人が参入しており比較的簡単に始めることができます。
もちろん「投資」である以上、元本割れを起こしたり、損失を被る可能性はあります。
今回こちらの記事では、これから不動産投資を始める初心者向けに、不動産投資の始め方・物件選び・購入の流れを解説していきます!
目次
不動産投資とは?
そもそも不動産投資とは、簡単にいいますと「何らかの不動産物件を購入して第三者に貸し出し、その家賃を利益として受け取る投資方法」のこと。簡単にいえば、「大家になること」です。利便性の高いエリアや、知名度が高いエリアにある収益性の高い物件で不動産投資をすれば、大きな利益が見込めます。
またローンを活用して投資用不動産を購入後、賃貸運用で安定した賃料収入を得る仕組みが個人投資家の中では一般的となっています。
不動産投資の始め方は?資金に関して知っておきたいこと。
不動産投資をはじめるときは、物件の取得費用だけではなく、不動産会社に対して支払う仲介手数料や、不動産取得税、固定資産税、取得した不動産の登記のための登録免許税などの税金や、司法書士報酬、抵当権設定費用などが必要です。
これらの費用が合計でいくらになるかは物件価格や融資金額によって異なってきます。
また、重要なことはどれだけの自己資金を準備しておくかということです。
不動産投資は、購入した不動産がそのまま担保として利用できることから、金融機関が高い評価をしてくれるような場合は、融資を受けやすいです。
しかし、資金の全額を融資だけに頼ることは、その分の利息負担を背負うことになるだけでなく、審査に通らないケースもあるので注意が必要です。
よく多くの不動産投資のサイト等で見かけるのは、物件価格の5~10%程度の自己資金を頭金として準備しておくことが、おすすめとあります。
しかし、実際には20~30%の自己資金がないとキャッシュアウトになるケースが多いです。なので金利上昇リスクに備えた資金計画につなげるためにはある程度自己資金を用意しましょう。
不動産投資初心者が失敗しないために信頼できる不動産会社を選ぼう!
信用できる不動産会社を選ぶには、最初の導入としては、2~3社複数社と同時にやり取りすることをおすすめします。
その中で、情報の多さ・レスポンスの速さ・誠実さなど、多角的に判断して契約自体は1社にまとめた方が自身の労力的には軽減されると思います。
例えば、不動産会社にも得意不得意(ex:ワンルーム投資が得意、一棟購入は不得意など)があるので複数物件と種類を変える場合などは、複数の会社と契約する方がいい場合もあります。自身がどのように投資をしていくのかが定ったら何社と契約するのがメリットが多いか考えていきましょう。初心者の時は、信頼できる会社1社を見つけて始めるのが私はおすすめいたします。
各種手続き:決済・引渡し・登記手続き(不動産登記変更)
不動産会社が決まったら物件選びや契約になります。物件選びは別の記事で細かく解説するので今回は物件が決まりその後の契約の流れの解説をしたいと思います。
買主と売主の間で資金決済を行い、物件の引渡しと登記手続きの流れとなります。決済は、金融機関に集まり、手付金以外の残代金を買主が振込み、売主が着金を確認するという流れが多いです。
たまに遠いなどの理由で、物件を見ずに契約ということもありますが、絶対に契約の前にしっかりと物件や設備などの確認をしておかないと、契約後になにか不具合が生じても後の祭りなので、できる限り自分の目で確認することをおすすめします。
登記手続きは司法書士の方にお任せするケースが多いと思いますが、手続きにあたって実印・印鑑証明証・住民票が必要となりますので、事前に準備をしておくと良いでしょう。