東京駅
言わずと知れた東京の中心の駅です。
各種新幹線が発着して各方面の玄関口としての機能を果たしています。
西側には皇居が控え、丸ノ内側の赤レンガの駅舎は有名ですし、丸ビル等のオフィスビルが立ち並んでします。
その反対側の八重洲口は古くから町人街として栄え、丸ノ内側に比べると大規模な建物もなく、城東小学校という小学校もあり住む方も多少ならずといる、完全なオフィス街とは言えないエリアでした。
目次
2019年現在 八重洲口側再開発の計画
その八重洲口側で現在、大規模な再開発の計画が進んでいます。
現在、大開発が決定しているのは
八重洲一丁目東地区 八重洲通りと八重洲仲通とさくら通りに囲まれたエリア(一部除く)
八重洲二丁目北地区 八重洲通りと柳通りに囲まれたエリア、南は元住友生命ビルまで(一部除く)
八重洲二丁目中地区 ユニゾビルから南、柳通りと鍛冶橋通りに囲まれたエリア
以上3エリアになります。また、更に鍛冶橋通りの南の八重洲二丁目南地区でも再開発計画が進んでいます。
2019年現在 八重洲口側再開発の計画 ①八重洲一丁目東地区
それでは、各開発地区について見ていきましょう。
八重洲一丁目東地区
東京建物本社ビルがある周辺エリア
着工は2021年、完成は2025年の予定です。
広さは約1.3haでカンファレンス施設、医療施設、オフィスや店舗が入る地上50階地下4階建の高層ビルが建つ予定です。こちらの建物の地下には、南隣の八重洲二丁目北地区と連携する、5,000㎡7バースから成るバスターミナルが建設予定です。更に、特色としては、日本橋地域で進行しているライフサイエンスと連携したカンファレンス施設の整備と、高度医療期間と連携した初期医療施設(外国人対応可能)が設置される予定です。
2019年現在 八重洲口側再開発の計画 ②八重洲二丁目北地区
八重洲二丁目北地区
住友生命八重洲ビルや城東小学校があるエリア
現在、既に着工されており(2018年2月着工)、完成は2022年8月末の予定です。広さは約1.5haで、地上45階地下4階建ビルと地上7階地下2階建の2棟が建つ予定です。
高層ビルの方は、地下には一丁目東地区と連携した5,000㎡6バースから成るバスターミナルが整備され、低層階には中央区立城東小学校が入り、高層階には日本初上陸となる「ブルガリホテル東京」やオフィス・店舗が入る予定です。
高層ビルに効率小学校は入るのは日本初の事例になります。
低層ビルの方には、子育て支援施設や事務所、店舗、住宅棟が入る予定です。
また、コージェネレーションシステムという環境負荷にも着目した発電発熱システムを設置予定で、災害時にも供給が可能です。それに伴い、備蓄倉庫や災害用トイレも西武される予定です。
これにより、災害時の帰宅困難者への対策もされます。
2019年現在 八重洲口側再開発の計画 ③八重洲二丁目中地区
八重洲二丁目中地区
常和八重洲ビルのあるエリア
着工は2020年完成が2023年の予定です。
広さは1.95haで地上46階地下4階建の高層ビルが建設予定です。
こちらのビルには、他地区と同様、地下には約5,000㎡7バースから成るバスターミナルを設置し約7,700㎡のインターナショナルスクールや外国人を意識したサービスアパートメントが入る予定です。
2019年現在 八重洲口側再開発の計画のまとめ
以上は3エリアの概要になります。
再開発が完了すると、現在の景色からはかなり様変わりすると思われます。
今回の再開発では、今出ている情報ではマンションの分譲は計画されていないようです。
東京建物の本社ビルの建て替えもあるので分譲もあるかとおもいましたが…
ただ、周辺のマンション等の値上がりの影響は期待できるかもしれません。
全ての再開発が閑静は2020年のオリンピックが終わってからの予定ですので、オリンピック完了後も楽しみがありますね。
今後、出店テナント等も出てくると思いますので、注目されてみてはいかがかと思います。